皆さんこんにちは!
大阪府堺市を拠点に関西圏全域で造成工事や土地開発、下水工事、建築土木工事、プラント改修工事と多岐にわたる事業を展開している
遼建、更新担当の富山です。
~“見えない地面”の安全を科学で支える~
宅地造成工事の第一歩は、「地面の中を知ること」から始まります。
どんなに立派な建物を建てても、地盤が弱ければ安全は守れません。
そのため、地盤調査と解析は、造成工事において最も重要な工程のひとつです。
ここでは、ボーリング調査・平板載荷試験・地耐力評価といった方法を中心に、
地盤の安定性をどう判断し、どのように安全な土地をつくるのかを詳しく解説します。
地盤調査の目的は、土地が建物や造成工事の重みに耐えられるかを判断すること。
地中の硬さ・密度・水分量・構造などを調べることで、
「沈下しないか」「崩れないか」「液状化のリスクはないか」を科学的に見極めます。
💬 建設の“安心”は、地盤の理解から始まる。
地中のわずかな変化が、将来の建物の安全性を左右します。
~地中の「見えない層」を探る~
最も一般的な地盤調査が「ボーリング調査」です。
地面に直径10cmほどの穴を掘り、地中の土を採取しながら層ごとの強度を測定します。
1️⃣ ボーリングマシンで深さ10〜20m程度まで掘削
2️⃣ 一定の重さのハンマーを落とし、サンプラーを打ち込む
3️⃣ 打ち込み回数(N値)を測定し、土の硬さを数値化
4️⃣ 採取したサンプルを分析し、地層構造・地下水位を確認
「N値」が高いほど硬い地盤=建物を支える力が強い
土質(砂・粘土・シルトなど)を見て地盤改良の必要性を判断
掘削時に得られる“地中データ”は造成設計の基礎資料になる
👷♂️ ボーリング調査員は、地面の“医者”のような存在。
土のサンプルを見ただけで、その土地の性格を見抜きます。
~地面の「本当の支え力」を数値で見る~
平板載荷試験は、地盤の上に鋼製の円盤を設置し、
重りをかけてどのくらい沈むかを測定する方法です。
1️⃣ 地盤表面を整地し、平板(直径30cm程度)を設置
2️⃣ 油圧ジャッキで段階的に荷重を加える
3️⃣ 荷重と沈下量の関係から「地耐力(kN/m²)」を算出
実際に建物が建つときの荷重に対する沈下量の予測
改良工事の有無・厚さ・補強方法の設計指標
💬 「数字が示す信頼性」――これが現場を支える根拠になります。
~設計に生かすデータサイエンス~
調査で得たデータをもとに、地盤の支持力・変形特性・安定性を総合的に評価します。
ここで重要なのは、「どこに」「どの程度」補強が必要かを判断すること。
軟弱地盤 → 表層改良・柱状改良などの地盤改良を検討
硬い地盤 → 杭基礎や直接基礎を選択
水位が高い地盤 → 排水計画・擁壁設計を調整
👷♀️ 解析の結果が、その土地の“運命”を決める。
正確な評価が、安全な造成の第一歩です。
地盤調査は「地中の科学」と呼ばれるほど、専門知識と経験が求められる仕事です。
しかし、現場で土を触り、データを見比べ、土地を“読む”力を身につけることで、
確実に成長を実感できる奥深い分野でもあります。
現場とデータの両方に関われる、理系・文系問わず活躍の場
チームで連携しながら安全な土地をつくる達成感
地盤データがそのまま「未来の街づくり」に直結する誇り
🌏「見えないものを正確に測る」――それが地盤調査のプロの使命です。
| 調査内容 | 方法 | 目的 |
|---|---|---|
| ボーリング調査 | 地中の土を採取し強度を測定 | 地層構造・N値を把握 |
| 平板載荷試験 | 実際に荷重をかけて沈下を測定 | 支持力の確認 |
| 地耐力解析 | データを解析して評価 | 安定性・改良方針を決定 |
💬 地盤調査は「土地の健康診断」。
安全な暮らしは、地中から始まります。
次回もお楽しみに!
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