皆さんこんにちは!
大阪府堺市を拠点に関西圏全域で造成工事や土地開発、下水工事、建築土木工事、プラント改修工事と多岐にわたる事業を展開している
遼建、更新担当の富山です。
~都市計画法・農地法・造成規制法を正しく理解~
造成工事において、忘れてはならないのが法的手続きと許可です。
どんなに技術的に優れた造成計画でも、法律を守らなければ施工はできません。
特に「都市計画法」「農地法」「宅地造成等規制法」などは、
土地の性質や地域ごとの条件によって細かく規定されています。
この回では、土地開発を行う際に必要な申請・許可・届け出について、
現場目線でわかりやすく解説します📋
都市計画法は、街全体の秩序ある発展を目的とした法律です。
住宅地・商業地・工業地など、用途地域によって建てられる建物が決まっています。
開発面積が 1,000㎡(約300坪)以上 の場合、開発許可が必要
道路・上下水道・排水計画などの基準を満たす必要あり
許可を得ないまま造成を始めると、工事停止命令・罰則の対象に
💬「土地をつくる」ことは、「街をつくる」こと。
そのためには、都市計画に沿った正しい開発が欠かせません。
日本の土地の多くは「農地」として登録されています。
農地を住宅用地などに転用するには、農地転用許可が必要です。
1️⃣ 所有地の地目を確認(登記簿上の「農地」かどうか)
2️⃣ 都道府県知事または農業委員会に申請
3️⃣ 周辺環境・排水・農業への影響を審査
4️⃣ 許可後、正式に造成・開発が可能
無許可転用は3年以下の懲役または罰金の対象
一部の地域では農地保全区域のため、原則転用禁止
👷♀️「畑を家に変える」には、確かな法的手順が必要です。
宅地造成等規制法は、人命を守るための法律です。
造成中や造成後に、土砂崩れや地すべりなどが起きないように定められています。
傾斜15°以上の土地を切り盛りする場合は、知事の許可が必要
擁壁・排水・のり面保護などの安全設計を提出
工事中の保安措置(フェンス・看板・避難経路)も義務
造成完了後には「検査済証」が交付されます。
この書類がないと、建築確認申請が通らないこともあります。
🧱法律は“安全のルールブック”。
守ることで、事故ゼロ・災害ゼロの街づくりが実現します。
1️⃣ 計画立案・調査(地形・排水・法規確認)
2️⃣ 関係法令の申請・許可取得(都市計画・農地・造成)
3️⃣ 設計・協議(役所・上下水道局・道路管理者など)
4️⃣ 着工許可・施工開始
💬 一つの土地を造成するまでに、十数通の書類と複数の行政窓口を経由します。
それだけ、街づくりには「信頼と責任」が求められるのです。
造成の現場では、図面を読む力・法律を理解する力・現場で判断する力、
この三つが揃ってこそ一人前の技術者です。
現場で「これは許可が必要か」を即判断できる知識
申請書の作成や役所との調整に携わるスキル
実際に施工現場で安全基準を守る責任感
👷♂️法令を理解することは、**“安全と信頼をつくる技術”**でもあります。
| 法律名 | 主な目的 | 許可の要点 |
|---|---|---|
| 都市計画法 | 街づくりの秩序を保つ | 用途地域・開発面積に基づく許可 |
| 農地法 | 農地の保全と適正転用 | 農業委員会または知事の許可 |
| 宅地造成等規制法 | 崩壊・災害防止 | 擁壁・排水・勾配などの安全設計 |
⚖️「法を守ることは、人を守ること」。
技術と知識の両輪で、安全な土地づくりを担うのが造成のプロです。
次回もお楽しみに!
遼建では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
大阪府堺市を拠点に関西圏全域で造成工事や土地開発、下水工事、建築土木工事、プラント改修工事と多岐にわたる事業を展開しております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
![]()
皆さんこんにちは!
大阪府堺市を拠点に関西圏全域で造成工事や土地開発、下水工事、建築土木工事、プラント改修工事と多岐にわたる事業を展開している
遼建、更新担当の富山です。
~“見えない地面”の安全を科学で支える~
宅地造成工事の第一歩は、「地面の中を知ること」から始まります。
どんなに立派な建物を建てても、地盤が弱ければ安全は守れません。
そのため、地盤調査と解析は、造成工事において最も重要な工程のひとつです。
ここでは、ボーリング調査・平板載荷試験・地耐力評価といった方法を中心に、
地盤の安定性をどう判断し、どのように安全な土地をつくるのかを詳しく解説します。
地盤調査の目的は、土地が建物や造成工事の重みに耐えられるかを判断すること。
地中の硬さ・密度・水分量・構造などを調べることで、
「沈下しないか」「崩れないか」「液状化のリスクはないか」を科学的に見極めます。
💬 建設の“安心”は、地盤の理解から始まる。
地中のわずかな変化が、将来の建物の安全性を左右します。
~地中の「見えない層」を探る~
最も一般的な地盤調査が「ボーリング調査」です。
地面に直径10cmほどの穴を掘り、地中の土を採取しながら層ごとの強度を測定します。
1️⃣ ボーリングマシンで深さ10〜20m程度まで掘削
2️⃣ 一定の重さのハンマーを落とし、サンプラーを打ち込む
3️⃣ 打ち込み回数(N値)を測定し、土の硬さを数値化
4️⃣ 採取したサンプルを分析し、地層構造・地下水位を確認
「N値」が高いほど硬い地盤=建物を支える力が強い
土質(砂・粘土・シルトなど)を見て地盤改良の必要性を判断
掘削時に得られる“地中データ”は造成設計の基礎資料になる
👷♂️ ボーリング調査員は、地面の“医者”のような存在。
土のサンプルを見ただけで、その土地の性格を見抜きます。
~地面の「本当の支え力」を数値で見る~
平板載荷試験は、地盤の上に鋼製の円盤を設置し、
重りをかけてどのくらい沈むかを測定する方法です。
1️⃣ 地盤表面を整地し、平板(直径30cm程度)を設置
2️⃣ 油圧ジャッキで段階的に荷重を加える
3️⃣ 荷重と沈下量の関係から「地耐力(kN/m²)」を算出
実際に建物が建つときの荷重に対する沈下量の予測
改良工事の有無・厚さ・補強方法の設計指標
💬 「数字が示す信頼性」――これが現場を支える根拠になります。
~設計に生かすデータサイエンス~
調査で得たデータをもとに、地盤の支持力・変形特性・安定性を総合的に評価します。
ここで重要なのは、「どこに」「どの程度」補強が必要かを判断すること。
軟弱地盤 → 表層改良・柱状改良などの地盤改良を検討
硬い地盤 → 杭基礎や直接基礎を選択
水位が高い地盤 → 排水計画・擁壁設計を調整
👷♀️ 解析の結果が、その土地の“運命”を決める。
正確な評価が、安全な造成の第一歩です。
地盤調査は「地中の科学」と呼ばれるほど、専門知識と経験が求められる仕事です。
しかし、現場で土を触り、データを見比べ、土地を“読む”力を身につけることで、
確実に成長を実感できる奥深い分野でもあります。
現場とデータの両方に関われる、理系・文系問わず活躍の場
チームで連携しながら安全な土地をつくる達成感
地盤データがそのまま「未来の街づくり」に直結する誇り
🌏「見えないものを正確に測る」――それが地盤調査のプロの使命です。
| 調査内容 | 方法 | 目的 |
|---|---|---|
| ボーリング調査 | 地中の土を採取し強度を測定 | 地層構造・N値を把握 |
| 平板載荷試験 | 実際に荷重をかけて沈下を測定 | 支持力の確認 |
| 地耐力解析 | データを解析して評価 | 安定性・改良方針を決定 |
💬 地盤調査は「土地の健康診断」。
安全な暮らしは、地中から始まります。
次回もお楽しみに!
遼建では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
大阪府堺市を拠点に関西圏全域で造成工事や土地開発、下水工事、建築土木工事、プラント改修工事と多岐にわたる事業を展開しております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
![]()